AmazonのFBAという仕組み
を使って販売するのは、
とても効率が良いです。
但し、出品者にとって
困った点があります。
それは
悪意のある購入者からの
イタズラ注文です。
どんな内容かといいますと
商品代金の支払い方法を
代金引換やコンビニ払い
で注文する。
↓
住所虚偽をしていたり、
コンビニに支払いにこな
かったりする。
↓
住所不明や受取拒否となり
Amazon倉庫へ返送される。
Amazon倉庫へ商品が返送
されるだけかと思いきや、
返送手数料は出品者が負担
しなければいけないルール
になっています。
これが特に困った点です。
また、
時間の経過とともに出品者
が増えたりして商品価値は
下がる場合が多いので、
価格を下げないと売れなく
なってしまいます。
イタズラ注文への対応策として
有効な方法が2点あります。
1つは
セラーセントラルの設定で
出品者アカウント情報
→支払情報→支払い方法の設定
(コンビニ払い/代金引換)を
開くと、代金引換やコンビニ決済
を有効にするという部分を左に
スライドしておきます。
すると、出品者一覧の部分に
代金引換やコンビニ決済可能
の表示がなくなります。
表示がないので、イタズラを
されにくくなります。
但し、実際に注文を進めていくと
FBA出品者に対しては、代金引換
やコンビニ決済での注文ができて
しまいます。
(自己発送の出品者に対しては
代金引換やコンビニ決済は無効
になります)
2つめは
在庫管理画面で出品中の商品の
右側にある「詳細の編集」ボタン
を押して、最大注文個数を1など
にしておくことです。
イタズラ注文をしてくる人は、
一度に大量注文をしてくる事が
多いので、大量に注文できない
と知ったらイタズラをしてこない
場合もあります。
中には注文を複数回に分けて、
同じ商品を注文してくる場合も
ありますが、それだと怪しい注文
なのですぐに分かります。
この場合、Amazonのテクニカル
サポートへ電話すれば、購入者へ
購入意思確認をしてもらう事がで
きます。
購入意思確認をしてもらっても、
悪意のある購入者とは連絡がつか
ないので、1日くらいで注文を
キャンセルしてくれます。
発送前にイタズラ回避できれば、
出品者の金銭負担はありません。
イタズラを完全に防ぐことは
現在のAmazonシステムでは
不可能ですが、
上記の2点を行うことで
イタズラはかなり減りました。
まだ先の話ですが、
年末商戦のときに効果が
はっきりとわかります。
Amazon内部でもイタズラ注文は
かなり問題になっているため、
悪意のある購入者のアカウントを
永久停止措置しています。
イタズラをする人はライバル
出品者の場合もあるようで、
Amazonがアクセス情報等から
関連アカウントを特定して、
アカウント停止となる出品者も
いるようです。
持論ですが、
Amazonのシステムが次のような
感じだったらよいと思います。
注文時に預かり金として、
Amazonギフト券を幾らか
買ってもらう。
もし不正注文が発覚したら、
Amazonギフト券から返送料を
差し引くというAmazonのルール
にする。
こうすれば、Amazon側も対応に
追われず楽になると思います。
もし返送料を差し引かれても
悪意で注文する人が文句を
いってくる可能性は低いと
思います。
何故なら、文句を言うため問い
合わせをすれば、発信元が特定
される可能性があるからです。
今後、Amazonがイタズラ注文
に対する良い対処方法を発表
してくれる事を期待しています。